僕は天使じゃないよ レビュー
ネタバレ部は同化させてあります
以下ストーリー感想
相応の器なしには必然的に道を外れていく
狭い世界の中で語られる先の見えない地獄のような道を盲進する
主人公の独特の性格が時代背景及びヒロインとマッチし
どんどん引きずり込まれていく様子はシンプルながらも非常にしっかり描かれていました
最後に小梅視点で外から眺めるようなワンシーンがあったのも大きいですね
どのヒロインもハッピーエンド、と単に言えるものではないため
プレイ後にすっきりと終われるかどうかは個人差があるかと
グラフィック感想
原画はさっぽろももこ氏
立ち絵は百合乃が可愛らしく惹かれました
CGは鮮やかなもの、ちょっと昔を思わせるものなど
色遣いでバリエーションが出ていたので
シーンの演出における幅がより広がっていました
BGM/OP感想
ボーカル曲はなし
BGMはアングラ感あるものなど雰囲気をつかさどるようなものが多めです
システム感想
フローチャートのようにストーリーを辿れてそこにジャンプする機能があるため
新たにルート追加がされても追いかけやすくなってます
クリアの際には大変お世話になる機能ですね
このためセーブスロットは約30程度しかないのですが特に困りませんでした
スキップ速度も特に気にするほどではなくむしろ少々速すぎるかな?と感じるくらい
以下総合評価
ストーリー 16/20
キャラクター 16/20
グラフィック 15/20
音楽 15/20
システム 14/20
コストパフォーマンス+ 115%
計 (16+16+15+15+14)× 1.15 = 87
以上でレビュー終了です