ゴア・スクリーミング・ショウ レビュー
初めてフルコンした製品版エロゲでした(体験版含めると初物は催眠学園)
ネタバレ部は同化させてありますので見たい方は反転で
以下共通ルート感想
ほのぼの学園ものに非日常を徐々に混ぜていく感じ
田舎の医者の息子がDQNなのはほぼお約束ですかね?
予想しなかった出会いや旧友との再会などありがちな要素がきっちり抑えられています
以下各ヒロインルートの感想
ユカ(音無 紫)
ユカを排除する恭司(あかね、葵、希衣佳ルート)
ユカと結ばれようとする恭司(紫ルート)
同一のヒロインに対して真逆の立場を主人公が持つのは珍しいのでは?
また、常に排除側に立つ由規も大きな役割を果たしてました
紫ルート序盤において
"なぜこの子が殺されなければならないか?この子がどのような仕打ちを受けたか?"
という態度をとる主人公が見えている部分、見えていない部分
CARNIVALでもちょっと触れましたが"そんなことはどうでもよくて"
結局何をしたかなんですよね
許せるか許せないか、そこは個人の解釈ですし行動するかどうかも個人の判断次第でしょう(ex:螺旋回廊2)
しかしそれには相応のリスクがあること、そのリスクを知覚しているかどうか
こういった部分の成長が恭司/紫共に見れたかな?とぼくは勝手に思ってます
あかね、葵、希衣佳ルートはユカの介入がなければマイルドな普通の純愛になっていたかと
特にこのルート内で紫ルートへの伏線があるわけでもないですし
闇子ルートはユカの隣ではないところから事態の収束を見届けるルート
しかし紫ルートに比べるとインパクトではどうしても薄くなってしまいます
遥かなる皇国への扉は・・・なんだったんでしょう、まだよくわかってません
(全員攻略後にありがちなハーレムエンド?)
グラフィック感想
葵ちゃんケツから真っ二つ、希衣佳ちゃんパックンチョ、希衣佳ちゃんケツホース
以上3つのシーンは特にグロ耐性の無い方は要注意です
ただそこまでグロいCGばかりではないのでそういったところさえ注意していれば問題はほとんどないです
BGM/OP感想
エロゲのOP/EDを聞くようになったのも"Distorted Pain"と"時果つる夢"があったからこそ
歌詞とストーリーがここまでマッチするのか・・・と驚かされました
サウンドも好みなものだったので自分にとって本当に新しい発見でした
BGMも悲壮感漂うものや恐怖を煽るものなど、大変
システム感想
セーブ/ロード/スキップは文句なし
特筆すべきはGFS (Gore Filtering System)と好感度表示でしょう
GFSはグロがダメな方が画面から目を背けることなくプレイしてもらえるよう
テキストおよびCGにマイルドな処理を加えるもの
実際CGは赤黒モザイクとなるので詳細はわからなくなります(色遣いはアレですが)
好感度ゲージは選択肢を選んだ直後に誰の好感度が上がって誰の好感度が下がったか一目で分かるもの
1ルートクリアでこうした補助要素が解放されるゲームはいくつかありますが
最初からこれが動くのは珍しいんじゃないですかね?(マイブラは大変難しかったですが)
以下総合評価
ストーリー 17/20
キャラクター 18/20
グラフィック 16/20
音楽 17/20
システム 15/20
コストパフォーマンス+ 115% (ただのグロゲーではないと思います)
計 (17+18+16+17+15)× 1.15 = 95
以上でレビュー終了です