恋ごころ レビュー
RaM(Radical and Maximize)が2000に送りだした作品
これもノベル読んで買いました
ネタバレ部は同化させてありますので見たい方は反転で
以下共通ルート感想
ギャグ多め、非常に軽快です
主人公が若干いじられる立場にありますが
導士の修行ではしっかり上に立つ人としての実力と心を兼ね備えており、
"できるキャラ"としては十分すぎました
以下各ヒロインルートの感想
リリカ
初見一番のお気に入り
復讐のために強くなろうとしていましたが少年との出会いで守る強さを知っていく過程はよかったです
シアン
西の災厄に操られていたことがわかってからの彼女自身のケジメのつけかた
ただ乗り越えていくのではなくこの描写1つ入る入らないは大きいですね
もっとも、肝心な"どうして自我を保てたのか"は曖昧なままでしたが・・・
フェイユン
日常のギャグ要素強めなところは個別に入ってシリアスを入れてきても継続でした
全体の中で一番軽い印象が残りました
奥義結局見れませんでしたね(´-`)
ルゥ
19歳ですか、驚きです
シーンがなかったのは残念ですが、なくてもなんとかなる展開のストーリーをプレイしたのは初めてでした
転生して幸せになるような"現世ではないところでハッピーエンドを迎える"って流行ったんですかね?
悪くはないと思います、むしろ過程や対立などとても細かく描かれていました
シャオ
ルゥENDの後に攻略可能
ルゥの死後にシャオの描写が入ることから何らかの関連があるんじゃないかと予想はしていましたが
分離したもう一つのルゥだということは考えてませんでしたね
グラフィック感想
特にルゥですが、極端に目が大きい昔の絵なのでパッケを見てちょっと・・・と思った方はご注意を
しかし背景のキレイさは素晴らしいです
BGM/OP感想
歌つきの楽曲はどれも場面とのマッチもよかったです
BGMも舞台が日本でないところをイメージしているからか、普段のゲームとは違った感じでした
システム感想
AVG32も2000年版だとかなり扱いやすいですね
スキップは軽いですが古いシステムのためセーブ箇所は少なめ
ゲームそのものの選択肢が難解であること
某ラバーゲーのようにエンディング回想がないことから限られたリソースを効率よく使わないと簡単に埋まってしまいます
また、これは互換性によるものかもしれませんが
動画やモーション(術の発動など)の読み込みのところで長い時間がかかってしまい、プレイに支障がでることも
バグ落ちはありませんでしたが互換性にはご注意を
以下総合評価
ストーリー 17/20 (とても純愛でした)
キャラクター 15/20
グラフィック 13/20 (景色が美しい)
音楽 14/20
システム 11/20
コストパフォーマンス+ 115% (世界観含めなかなかこういったものはないでしょう)
計 (17+15+13+14+11)× 1.15 = 81
以上でレビュー終了です