MERI+DIA レビュー
ネタバレ部は同化させてありますので見たい方は反転で
以下共通ルート感想
出てくる人全員が裏事情を抱えてるらしい
シータのおかげで非常に高い文明の利器を使うことができる
沙希ちゃんがめんどくさい
美凰もちょっとめんどくさい
というのはわかりました
近未来を舞台としていますが日本のイメージとはだいぶかけ離れているため
SFのような真新しい設定がどんどん出てくるものが苦手な方は注意が必要かもしれません
以下個別ルートの感想
シータはルナテクノロジーそのものを掘り下げながらシータをより人間らしく
ホリーは過去の清算とθ細胞の真実
沙希は父親の関わっていたプロジェクトと思い出の真相
レアは自身の生い立ち
美凰は父親の在処と成果
テーマは様々ですがまとめ方はヒューとの一騎打ち、と一言でまとまります
その過程で一緒にいたヒロインに突き刺さる真実がちょっと変わるだけ
足手まといになるから・・・と第四章の初めで突き放してもついていくヒロイン's
沙希と美凰はやっぱりこんな感じですか・・・
良くも悪くも"割り切れる大人"と"そうでない人"の差がはっきり出ていた気がします
また、ヒューの声やそのステータスからは想像できない劣等感や人間らしさはお見事
ラスボスとしてはあまりにもその辺の人間も抱えてそうなものをそのまんま持ってきた感が逆に好きです
グラフィック感想
原画は初期のぱれっとの顔で現Lamiaのたまひよ先生
表情の描き方がお気に入りです
CGでは特に沙希の変化がよかったかな?
BGM/OP感想
OPの"Toward the Future"はSFな世界観とよく合います
サントラに収録されてるLive Fake Remixも超イチオシです
システム感想
以前プレイした"汚れた音色"と基本的なところは共通
セーブ/ロードの縦スクロールは前回ほど気になりませんでした
肝心なテキストの方ですが
演出をONにしていると
スキップが止まること止まること
さっき向き合ってたじゃん!もういいよ!
気になるという方はOFFにしましょう・・・ある程度改善されます
当時のぱれっとお得意の"バックでしゃべる"や"後ろ向き立ち絵"は
アドベンチャーパートを退屈させないよう考慮した結果として捉えるとなかなかのものかと
以下総合評価
ストーリー 15/20 (世界観とその補完の仕方は丁寧でした)
キャラクター 15/20
グラフィック 15/20
音楽 16/20 (Live Fake Remixで+3)
システム 12/20 (スキップの悪さ)
コストパフォーマンス+ 105%
計 (15+15+15+16+12)× 1.05 = 77
以上でレビュー終了です