ネタバレ部は同化させてありますので見たい方は反転で

以下共通ルート感想
前作に引き続きテンションは高め
しかしちょっとマイルドになったような気がします
外見に加え言動もすごい！というような形には及ばなかったかなと
ヒロインに関しても今回は腐葉土食ったりしません(食った人が攻略対象にいますが)
前作があまりにも濃すぎたため相対的に薄く見えてしまうのが惜しいです

以下各ヒロインルートの感想
川瀬真菜
メインなのに影が薄い
カメラ持って歩いててうまく撮れなくて・・・
それで？と続きが出ないのは致命的でした
シナリオはテーマが重い
豊くんが未来に帰っても写真があれば覚えてられる？という点は気になりましたし
「真実」を知ることが、 必ずしも「幸福」と言い切れない感受性豊かな若者の葛藤が
ちょっとあっさりしてたかなと 感じました

柊麻理亜
最も廃校問題が重要となったシナリオ
当人の気持ちが揺れ動いていく過程
自分の意見を自分で見つけて確かなものとする
そういう部分の持って生き方が強く残ってます

あ、あと総長カッコよかったです

丘野ひまわり
「パパ、だーいすき。」は今でもはっきり覚えてます
虐待がテーマでしたが内面に関してはあまり触れられずどう向き合うか、に注目
これだけエンディングが2つあるんですね
「パパ、だーいすき。」はBADの方
豊くんが最後まで向き合えなかった方です
もう一方はみどり先生と向き合って死んでもここで生きる、と言い切るEND
ここで死んだっぽい描写を最後にちょっと入れるのはグリグリらしい？ポイントでした

松浦ルーシー美夏
ｶﾞｲｼﾞﾝｻｰﾝに固執するハーフ
廃校問題を交えながら
鐘ノ音で過ごす中得られるものと失うものに気づいていく
テーマは青春や若者をターゲットとするゲームではありがちでしたし
外人さん設定があまり生きてなかったかなと感じました(黒髪バレくらい？)
廃校問題関連の総長や轟先生は覚えてますが、あまり残ってないです

千歳みどり
回想で出現するみどり先生シナリオ
豊くんが先輩相手に暴走するところ
みどり先生が成長して"初恋"にケリをつけるところ
昔の自分にケリをつけさせるところ
結構お気に入りです

グラフィック感想
原画の方が変わりました
前作ほど"古さ"を感じなくなりましたが
表情の豊かさは前作の方が多かった気がします(双葉のｼｪｰとか)

BGM/OP感想
OPの"Like a Green"は突き抜けるような爽快さが好きです
BGMは前作に引き続きシリアスからおバカまで幅広く
ED曲もしっかり全員分
"バイバイ", "My Way", "See You Again", "アルバム"がお気に入りです

システム感想
ついにバックログ搭載
セーブやスキップも問題なくセーブの個数も不足なし
非アクティブ時にBGMも止まってしまうのは賛否両論ありそうですが古いので仕方なしかな？

以下総合評価
ストーリー 15/20
キャラクター 15/20
グラフィック 14/20
音楽 18/20
システム 15/20
コストパフォーマンス+ 110% (青春らしい重さとはちょっと別なもの)

計　(15+15+14+18+15)× 1.1 = 85

以上でレビュー終了です