あると レビュー
朝飯感覚エロゲシリーズ (勝手に命名)
ネタバレ部は同化させてあります
以下ストーリー感想
"アルバイト"を念頭に置いた珍しい作品
似たような設定だと"ラブラブル"が挙げられるでしょうか?
しかし一方でラブラブルとは異なり"妹"や"転校生"はおらず
また、学内でのイベントもルートによっては多く発生します
この"バイト+学園生活"のバランスという点であるとは非常に優れてまして
"学園での仕事がバイトに影響する"とか
"バイトの疲れが~"とか
そういうところをイベントとしてきっちり用意しているところがプラスでした
ヒロインによってウェイトは少々変わりますが
"無理のない両立"という大変学生らしい答えは見事だったと思います
ルートを通してメインヒロインの関わり方が濃いのも特徴
終盤まで攻略対象ヒロインが励ましたりするので
"2人だけでの世界"というものばかりではなくなり"友情"を感じさせます
更にお決まりと言われるようなイベント(ポロリとか)はなく
当初の設定に少々のご都合感はあれど
プレイ中に強烈なほどにそれを感じることはありませんでした
(だから"朝飯感覚エロゲ"だと思うのですが)
グラフィック感想
原画は岩崎先生
同年の他のゲームと比べ丸めの立ち絵が印象的です
表情も柔らかいので特に抵抗なくプレイできました
BGM/OP感想
OP/EDは当時のパープルらしくしっかり決めてきます
BGMはゲームに合わせポップメインの軽いものが多いです
システム感想
セーブスロットが100以上
スキップも未読/既読判定及び判定そのものの有無が変更可能
コマンド類は右下にまとまっていて操作に不満はなし
この辺はさすがとしか言いようがありません
以下総合評価
ストーリー 14/20
キャラクター 15/20
グラフィック 15/20
音楽 13/20
システム 16/20
コストパフォーマンス+ 110%
計 (14+15+15+13+16)× 1.05 = 80
以上でレビュー終了です